ユニバーサルデザイン落語絵本の制作に模型部が協力しています
2024.01.18
海城学術顧問の春風亭昇吉師匠が代表理事を務めている「落語ユニバーサルデザイン化推進協会」は、障害の有無や言語の違いに関わらず、誰もが落語文化を楽しむことを目指しています。
協会では今、視覚障害のある方もない方も触って楽しめるユニバーサルデザイン落語絵本(UD落語絵本)の制作に取り組まれています。
UD落語絵本は、絵本に点字を載せることに加え、落語に登場するモノの「触図」を絵の上に載せ、クイズ形式で触って楽しめる絵本です。
また、落語に登場するモノ(例えば、長屋やまんじゅう、カラスなど)の3Dプリンターのデータを制作し、触って立体的に楽しめるようになっています。
この3D造形物の製作に、本校の模型部が参加・協力しています。
先日、春風亭昇吉師匠と、手と目でみる教材ライブラリーの大内進先生が来校し、模型部の生徒たちが製作した3D造形物模型の出来映えを確認し、今後の打ち合わせをおこないました。
落語ユニバーサルデザイン化推進協会のホームページにもその様子が紹介されています。
『てんじつきさわるえほん たのしいらくご① まんじゅうこわい』(合同出版)は3月に出版され、春には全国の盲学校や点字図書館に寄贈されます。
完成が楽しみですね。